貴女の肥満は皮下脂肪型、内臓脂肪型、それとも
若いころは皮下脂肪型肥満になりやすく、年を重ねることで内臓脂肪型肥満に変わってきます。
若い人の太る主な原因は、不規則な生活と食事時間、カロリーの摂り過ぎ、栄養バランスの偏りなどが考えられます。
一方中高年の女性の太る主な原因は、閉経後のエストロゲンの減少、加齢による基礎代謝の低下、老廃物の滞りや身体の冷え&むくみ等が考えられます。
太る原因が異なるために若い人と中高年の人のダイエット法は異なってくることになります。
ここで最近注目されているのが、第三の脂肪、異所性脂肪があります。
私たちが食事で摂った糖や脂質のうち、エネルギーとして消費されなかった分は皮下脂肪や内臓脂肪として体内に蓄えられます。
どちらの脂肪も溜まり過ぎるのは健康にはよくありませんが、それ以外でもっと恐ろしいのは第三の脂肪、異所性脂肪がたまることです。
異所性脂肪は体脂肪で、生活習慣病を招く大きな原因だともいわれています。
代表的な例として、脂肪肝や脂肪筋があります。本来、脂肪が付くはずのない肝臓や筋肉などに蓄積した状態です。脂肪が付いた臓器や組織は本来の働きが低下しがちです。生活習慣病を始めとする様々な健康トラブルのリスクが高まります。
厄介なのは下肢につきやすい皮下脂肪やお腹が出やすい内臓脂肪とは異なり、異所性脂肪がたまっても体形に影響しないことです。異所性脂肪がたまっても体型に影響しないので、見た目には気付きにくいので、痩せている人も用心が必要です。
