適糖でダイエット
ご飯やパンなどの主食に含まれる糖質も、脳や身体のエネルギー源となる重要な栄養素で3大栄養素の1つです。しかし、余分に摂り過ぎて余ってしまうと、体脂肪として身体に蓄積されてしまいます。
さらに、身体の血液中に糖があふれた高血糖の状態になってしまう可能性もあります。また、普段は正常な血糖値でも、糖質の多い食事を摂った後に血糖値が急上昇や急降下する血糖値スパイラルを起こしてしまう可能性もあります。
高血糖や血糖値スパイラルを放置するとやがて糖尿病に進行する危険性もあります。
しかし、極端に糖質を摂らないのも、体力や筋力が低下するなど健康に悪影響を与える場合もあるので注意が必要です。
重要なのは、適糖を意識して、血糖値を安定させるように、主食の大盛りは避けて、よく噛んでゆっくりと食べるように心掛けてください。そうすることで満腹感が得られ、自然とドカ食いを抑えられるようになります。また、主食より野菜を先に食べることで血糖値の急上昇を抑えられます。
食物繊維を多く摂ることで、食べた物の粘り気が強くなり、消化するときに胃から腸へゆっくりと移動します。そうすることで、吸収も緩やかになり血糖値も急上昇しにくくなるといわれています。
食事の最初に、根菜や海藻などの食物繊維を多く含む食品をよく噛んで食べる習慣をつけることを心掛けてください。
