もっと骨のことを知ろう。
骨はカルシュウムの塊であると思われがちですが、実際は中に細い血管が張り巡らされてていて、骨芽細胞と破骨細胞の働きによって毎日新しく作り替えられています。
このサイクルのことを骨代謝といい、形成と破壊のバランスが取れていることで丈夫な骨が作られています。
加齢などにより、作られるより破壊される量が多くなると骨密度が低下をし、酷くなると骨がスカスカになり骨粗しょう症を招いてしまいます。
高齢者では骨折から寝たきりになってしまうこともあり注意が必要です。特に女性は、閉経後に急激に骨密度が低下しやすくなるため日ごろからのケアをお勧めします。
骨は毎日少しずつ生まれ変わっています。1年で生まれ変わるのは、身体の2~3割程度ですので、全身の骨が生まれ変わるまでおおよそ3年ほどかかるといわれています。
骨を作るために必要なカルシュウムは、乳製品や骨ごと食べられる小魚とカルシュウムの吸収を補うビタミンDを一緒にとることで積極的に補いましょう。牛乳や母乳に含まれるCBPは、カルシュウムの定着を助ける働きをする注目の成分です。
また、骨はストレスを与えることで強くなります。日ごろから運動などをする習慣を心掛けてください。
最後に、食事制限による無理なダイエットで、将来骨粗しょう症で後悔しないように、健康的にダイエットをしてください。
