ウィズコロナを考える
以前に書かせて頂きました新型コロナウィルスと血栓の関係が、12月10日高知新聞に掲載されています。
新型コロナでは、血栓による重症化が多く注意が必要になります。
以前に書かせていただいた内容は、O型の人は血栓ができにくく呼吸不全の発症リスクが平均に比べて35%低かったそうです。また、O型の人は、感染率が他の血液型の人と比べると低いとされています。ただ、血液が固まりにくいため、交通事故などにより搬送された場合死亡リスクが高いそうです。
一方、A型の人は、平均に比べて45%も高かったそうです。効果についてはまだ検証されていませんが、血液をサラサラにする栄養素を摂ることで、血栓による重症化リスクを下げる効果が期待できるかもしれませんし、O型の人が、新型コロナにかかりにくい理由として血液がサラサラである可能性も否定できません。
血液をサラサラにする栄養素としてDHAやEPAがあげられますが、これらの栄養素は生活習慣病予防のためにも必要なもので積極的に摂ることをお勧めします。サプリとして摂取する場合は、これらはあまり高額ではありませんので、1か月2,000円以内のものを選ぶようにしてください。
次に、巣籠をすることで、紫外線を浴びる機会が減り、ビタミンD不足により、免疫機能や炎症を抑える機能が低下をしてしまいます。ビタミンDが不足することにより呼吸器感染症の感染リスクが高くなることが分かっています。あまり外出をしない人はサプリなどで補った方がいいかもしれません。
