日本人の体質
日本人がどんな体質、体格、肌質を持って生まれてきたのかは、遠い祖先にまでさかのぼります。
そして祖先はどこから来たのか、どんな気候のもとで暮らしてきたのか、何を食べてきたのか、狩猟民族なのか農耕民族なのかなど、永い歳月をかけて作り上げられた身体を持つ日本人が、現在生きていくうえで起こりやすいトラブルもあります。この起こりやすいトラブルを知ることは生きていくうえで役立つことと思われます。
便秘が多い
現代の日本人は、急速な食生活の欧米化により便秘に悩まされやすいと思われます。もともと農耕民族であった日本人は、野菜や玄米を主食に腸内環境を整える食物繊維を多く摂っていましたが、現在は、肉類を多く摂り、野菜は不足気味になっています。その為、腸が適応できずに便秘で悩む人が増えたと考えられています。
メタボになりやすい
日本人は欧米人に比べ内臓周りに脂肪を蓄えやすいといわれています。軽度の肥満でも高血圧や高血糖などになりやすく、様々な病気のリスクが高くなってしまいます。内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常症のうち2つ以上にあてはまると、メタボリックシンドロームと診断されます。脳卒中や心筋梗塞等生命にかかわる病気に繋がる可能性もあります。
