運動して痩せるための注意点
ダイエットの基本は、消費エネルギー>摂取エネルギーになります。
その為、摂取エネルギーを減らすか、消費エネルギーを増やすか、摂取エネルギーを減らして消費エネルギーを増やすかになります。
消費エネルギーを増やすための運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。

無酸素運動は、動きや負荷が強いため酸素を吸うことができない、息が切れるような運動で、筋肉量がアップして基礎代謝を高くする効果があります。
有酸素運動は、酸素を体内に摂り込むことで脂肪を燃焼させ、血液の流れがよくなることで代謝がアップし、便秘やむくみなどの改善効果が期待できます。
無酸素運動により筋肉量を増やして、基礎代謝をアップさせて痩せやすく太りにくい体質に変えることが出来ます。
そうすることで、有酸素運動でより脂肪を燃焼させやすくなっていきます。
無酸素運動は毎日行う必要はありませんが、有酸素運動は毎日行って脂肪を年させる必要があります。

有酸素運動による脂肪燃焼効果が最も効率よくなる心拍数は、最大心拍数の60~80%程度といわれています。これ以上きつい運動をしてしまうと、呼吸が続けられなくなって無酸素運動に変わってしまうことになります。
有酸素運動は短時間で行うより20分以上継続して行うことで、発汗が始まり脂肪が燃えやすくなるといわれていますので、息が苦しくならないペースを見つけ、そのペースを20分以上継続するようにして下さい。
有酸素運動を行う際、時間帯にも注意が必要です。運動による効果が出やすく痩せやすい時間帯があるのです。
1日のなかで運動の効果がでて痩せやすい時間帯は午前中で、起床すると交感神経と呼ばれる自律神経の一種が活動を始めるのですが、この神経は運動することでよりスムーズに働くようになります。
交感神経が活発になると体温や血圧の調整など身体の働きがよくなるだけでなく、ダイエットをするうえで重要な基礎代謝の向上も期待できます。 そのため、運動はなるべく午前中に行うのがおススメです。

運動後に水分を摂ることに対して、せっかく減った体重が増えるとか、身体がむくんだり冷えたりするというイメージを持っているために、水分補給を控える方がいますが、これは望ましくありません。
失われた水分を補わず放置していると、脱水状態になり体調を崩してしまう可能性があります。
運動をするうえで適度な水分補給は必要不可欠ですが、スポーツドリンクは意外と高カロリーなので極力避け、水など低カロリーな飲み物を摂取するように心掛けましょう。
運動や食事制限によるダイエットで痩せるということは、ただ、脂肪細胞の大きさが小さくなっているだけですので、継続して食事制限や運動を行っていかないとリバウンドしてしまう可能性が高くなります。
脂肪細胞は、生後一年、思春期、妊娠末期に増えますが、その後ほとんど増えることはありません。
その時期に太っていた方は、脂肪細胞の数が増えて太ってしまった可能性が高く、脂肪細胞の数が多いためダイエットをしても痩せにくく太りやすい体質になってしまっている可能性が高いのです。
脂肪細胞の数を減らすことで、痩せやすく太りにくい体質へと変わっていくことが出来ます。
脂肪容器ダイエットは、ダイエットメニューを組み合わせることで効果の個人差が出にくくなるようにプログラムされたダイエット法で、脂肪細胞を溶解排出するのでリバウンドしにくいダイエット法です。
