脂肪溶解超音波と皮下脂肪&内臓脂肪
脂肪溶解超音波は、約517KHzの5~100W/c㎡以下の微弱な超音波で、非常に安全性が高い超音波です。
痩せるということは、脂肪細胞の中にある中性脂肪が減少することで、脂肪動員ホルモンであるノルアドレナリンやアドレナリンによって起こります。
脂肪溶解超音波は、この現象を応用して、超音波を痩せたい部位に当てることでノルアドレナリンを脳の指令とは関係なく、照射した部位の交感神経末からノルアドレナリンを放出させます。
そうすることで、超音波を当てた部位の脂肪を脂肪酸と糖に分解して血液中に供給します。この脂肪酸は放っておくと脂肪に再び戻っていってしまいますが、この脂肪酸は、散歩程度の軽い運動で燃焼し消費されるので部分痩せをすることが可能になります。
その為、当院では、脂肪溶解超音波とEMSを併用することで、筋肉をつけて基礎代謝を上げるとともに、脂肪酸を燃焼させています。
脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。
皮下脂肪とは、皮膚の最下層である皮下組織につく脂肪で、手で掴むことが出来る脂肪です。若い女性に多く見られ、出産時に使うエネルギーの貯蔵庫でもあります。ゆっくりと溜まりますが、落としにくい性質があります。
皮下脂肪が付くことによりボディラインが崩れ、セルライトの形成や増加がみられます。増加しすぎることで内臓を圧迫する恐れもあります。
内臓脂肪は、内臓の周りにつき、指ではつかめない脂肪で、糖尿病や高血圧症、高脂血症などを併発させやすく健康に影響を与えるか可能性が高い脂肪です。女性では、見た目がスリムに見えても内臓脂肪には注意が必要です。
脂肪溶解超音波は、皮下30cmまで届くため内臓脂肪にも効果的で、キャビテーションや脂肪溶解液の注入、ラジオ波、EMSと組み合わせることで、より多くに効果が期待できます。
