コロナ禍だから注意したいテクノストレス
テクノストレスには、テクノ不安症とテクノ依存症があります。
コンピューターやスマホがなくては仕事にならない現在、機械が苦手で仕事がはかどらないでイライラするテクノ不安症より、コンピューターやスマホにのめり込むテクノ依存症の方がより深刻になります。
考え方が、yesかnoの二者択一になり、人間関係に柔軟な対応ができにくくなります。本人にその自覚がないことが多いのが問題なのです。
コンピューターやスマホ作業には持続性や集中力、完璧性が求められます。熱中症の人がこの状態にはまり込んでいくと、最初はいいのですが次第に失感情状態に陥ってしまいます。
徹底的にやらないと気が済まないという執着タイプは、うつの病前性格でもあるるので特に気を付けてください。
ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル症候群(VDT)は、メンタルなイメージがあるテクノストレスに対して、主にコンピューターやスマホ作業で起こる身体の症状を指すことが多いようです。
長時間、同じ姿勢でいることから筋緊張が解けずに起こります。慢性的な肉体疲労や腰痛、肩こり、眼精疲労、ドライアイ、不眠などが起こり、放っておくことでメンタルな症状も表れるようになってきます。
OA機器の電磁波と人の静電気が関係しているといわれていますが、今のところ分かっていません。
