女性はうつ病に注意
うつ病の生涯有病率は、男性で10%、女性で15~20%になります。
一般に、5~10人に1人の確率で生涯に一回以上うつ病に罹るといわれています。
女性ホルモンとの関係が指摘され、どの免疫調査でも女性の方が多いようです。最近では、心の風邪とも呼ばれ、有名人の告白も増えてきて、一般的な病気になってきました。
しかしながら、うつ病は15%の人が自殺を遂げる恐ろしい病気です。
仮面うつ病と言って、身体に症状が表れるうつ病もあります。一般内科では発見が遅れ重症化するケースも見られ、睡眠障害、食欲不振、疲労感などの症状が2週間以上続くようなら、迷わずに専門医を受診するようにしてください。特に、責任感が強い几帳面な性格の人は注意が必要です。
うつ病対策
早起きをして太陽光を浴びる:体内時計のリズムを崩さないために、朝起きたらすぐに太陽光を浴びましょう。朝気分が落ち込むうつに先制攻撃です。
規則正しい生活を送りましょう:同じことの繰り返しにならないように注意することが大切です。
充分な栄養と摂ろう:大豆製品やバナナ、乳製品を摂るように心掛けましょう。うつ病で減少する脳のセロトニン神経細胞の元となる必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれています。炭水化物が摂取効率を高めてくれます。
歩くことを心掛ける:歩くことで副交感神経が機能をし、自律神経のバランスが改善されます。軽度のうつ病には、効果的です。
軽い運動を続ける:毎日短時間でもいいので身体を動かすことを心掛けてください。
趣味を持つ:気分転換のための趣味は絶対に持った方がお勧めです。
