コロナ禍とストレス
コロナ禍の現在、よくストレスという言葉を耳にします。そこで、ストレスについて調べてみました。
ストレスという言葉は、日常的によく使われていますが、これをうまくコントロールしないと様々な病気の元となり、放っておくと大変なことになる可能性もあります。
ストレスには2つの意味があります。ストレスはよくボールに例えられます。ボールを押すと凹みますが、このボールにかかる指の圧力をストレッサーと呼び、凹んだ状態のことをストレス反応といいます。
ストレッサーは、ストレスを発生させる要因のことで、ストレス反応はストレッサーによって引き起こされる心身の変化のことになります。私たちは日常これを混同して使っているようです。
ボールのように凹みは見えないが、人は同じ状態のおかれています。この凹みがすぐに元に戻れば問題はないのですが、内部に元に戻す力がないと色々な症状に悩まされることになります。
ストレッサーは、大きく分けて3種類あります。
暑い寒い等の物理的刺激、人間関係がうまくいかないなどの精神的刺激、睡眠不足や偏食などの内的要因、以上の3つになります。
ストレス反応には、頭が痛いや胸がドキドキするなどの身体的変化、怒りぽくなったり気分が落ち込んだりなどの心理・行動的な変化、集中ができないや考えがまとまらないなどの認知的変化があります。
物理的ストレッサー:気温、気圧、日光、放射能、通勤、排気ガス、農薬、アルコール、ニコチン、花粉、ほこり、微生物、害虫、事故
精神的ストレッサー:人間関係、結婚、離婚、入学、就職、昇進、退職、別離、死別、左遷、解雇、失業、破産
内的ストレッサー:運動不足、睡眠不足、過睡眠、過食、偏食、月経異常、妊娠、分娩、疾病、長期臥床、発育不全、衰退、悪い姿勢での成長
