ダイエット体脂肪についてもっと知ろう
体脂肪とは、体内に蓄積された脂肪のことで、生きるためのエネルギー源になるだけでなく、細胞やホルモンの構成成分となります。また、ホルモンバランスの調整や体温維持、クッション材として身体を守る衝撃吸収材としての働きも持っています。
しかし体脂肪が過剰になると、高脂血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を起こす危険性が出てっきます。
逆に体脂肪が極端に不足することで、皮膚や髪の毛などのツヤやハリが無くなったり、ホルモン分泌の異常を招き体調不良になる恐れも出てきます。
体脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪の2つに分けられ、内臓脂肪は中年の男性や閉経後の女性に多く、皮下脂肪は若い女性に多い傾向があります。
内臓脂肪の特徴として、筋肉などを動かすエネルギー源になり、内臓脂肪の周囲につきます。そのため、生活習慣病の原因になり、隠れ肥満はこの内臓脂肪が多くついている人がこれにあたります。また、内臓脂肪は、付きやすく燃焼しやすいのが特徴です。
隠れ肥満とは、たとえ体重が標準体重であっても、標準体重以下であっても、運動不足や食べ過ぎなどで体脂肪率が正常値を超えた状態のことをいい、生活習慣病の原因にもなります。
皮下脂肪の特徴は、妊娠や出産時のエネルギーとしても使われ、衝撃の吸収や体温の調節、生命維持のエネルギーとしての役割があります。皮膚のすぐ下にあるので、指で摘まむことができ、増えすぎるとセルライトができやすく、増えにくく減らしにくいのが特徴です。
