40代以降の女性におススメな食事
若いころとは違う不調や身体の変化に悩まれている方も多くおられるようです。
疲れやすくなったりイライラしたり、女性の健康に大きく関係するエストロゲンは、妊娠に備える役割のほか自律神経のバランスに作用したり、コレステロール値を調節したり、骨を丈夫に保つ働きなど健康の維持に欠かせない役割を担っています。
エストロゲンの分泌は20~30大をピークに40代から減少をして行きます。閉経を経て50代以降は、更に分泌量が減少します。これに伴って、様々な不調が現れやすくなります。
こうした変わり目の不調を遠ざけるためには、食事に気を配り、身体の変化を補うような食材を取り入れた食べ方を工夫していけば、はつらつとした毎日のために役立ちます。
40代になると、エストロゲンが減少することで自律神経が乱れやすくなり、倦怠感など不調を感じやすくなります。40代後半になると、ほてりや発汗、めまいなど更年期症に悩まされることもあります。
こんな不調を遠ざけるために、普段から十分な睡眠をとり栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。
栄養バランスのいい食事とは、三色食品群のことです。三色食品群とは、体内での働きを考えて、赤、黄、緑の三色に分類されたもので、この三食がすべて入るように食品を選ぶことで栄養バランスのいい食事になります。
三色を満遍なく取り入れるためには、ご飯を主食にして、一汁三菜の和食がお勧めになります。
赤:魚、肉、卵、大豆製品、乳製品など
黄:米、パン、麺、ナッツなど
緑:野菜、果物、キノコ、海藻など
