ダイエット食べなければ痩せられるはず!
食べなければ痩せられるはず。ダイエットの基本は、消費エネルギー>摂取エネルギーなので痩せられるはずです。しかし食事量を減らして痩せようとしても、最初は痩せられるけどすぐに痩せられなくなってしまいます。そして、ダイエットを止めるとリバウンド。
食事制限をして摂取エネルギーだけを減らすダイエット法は、途中からなかなか体重が減らず、リバウンドしてしまう方が多くおられます。それは、摂取エネルギーを減らすことに重点を置いているためです。
摂取エネルギーとは、食べた物のエネルギーが全てですが、消費エネルギーは、年齢・性別・体格・遺伝子などの生まれつきの個人差や、環境や栄養状態によって変化してしまいます。
消費エネルギー=基礎代謝60%+身体活動30%+食事誘発性熱産生10%となります。
食事誘発性熱産生とは、食事により食べたものの消化吸収や、体の成分になるときに使われるエネルギーのことで、栄養素によって消費エネルギーが異なります。(たんぱく質30%・炭水化物6%・脂質4%)
肉類を食べると身体が温かく感じるのは、この食事誘発性熱産生のためで、例えば、たんぱく質を400Kcal摂取した場合、食べるだけで120Kcalが燃焼をして、身体には280Kcalだけが残ることになります。
消費エネルギーから生きていくために必要最小限のエネルギーである基礎代謝を引いたエネルギーをみると、食事誘発性熱産生が全体の1/4を占めていることが分かります。
食べながら楽をしてより多くのエネルギーを消費するためには、食事誘発性熱産生を上げることが必要だということになります。
