ダイエットと基礎代謝の関係
基礎代謝量とは、簡単にいうと人間が生きていくうえで必要不可欠なエネルギーのことで、体温の維持や呼吸、心臓、腎臓、胃などを動かすためのエネルギーで、生きていくうえで最も基本的で最小限必要なエネルギーのことを基礎代謝量といいます。
当然に、起きているときも寝ているときも必要なエネルギーで、基礎代謝量が消費エネルギー中に占める割合は60~70%と高いのです。
例えば運動をしても消費エネルギーは意外と少なく、運動をしても多く食べたり飲んだりしては太ってしまう原因になってしまいます。
身体には、筋肉、脂肪、骨など、色々の構成要素がありますが、その中でも筋肉が一番エネルギーを消費します。
筋肉をつけることで基礎代謝量が上がり、ダイエットにもいい効果が期待できます。
筋肉が多いと寝ていても生命維持のために、せっせと多くのエネルギーを消費してくれます。無理な食事制限や単品ダイエットでは、この基礎代謝量を大きく下げてしまいます。また無理なダイエットで、脂肪肝になる危険があるため注意が必要です。
次の10項目のうち7項目があてはまると、基礎代謝量が低い可能性があります。
1,体温が35.9℃以下
2,少し食べただけで太ってしまう
3,むくみやすい
4,生理不順や生理痛がひどい
5,手足が冷える、ほてる
6,疲れやすく、朝まで疲労がたまる
7,あまり汗をかかない方だ
8,頭痛や肩こりがある
9,普段から身体を動かすことが少ない
10,顔色が悪い、肌が荒れやすい
以上、7項目以上該当する方は、食事内容や生活習慣を見直してみたらいかがでしょうか。
