ダイエット中に積極的に摂りたいオイル
オイルは主に脂肪酸で構成されています。この脂肪酸の長さでオイルの種類が決まります。
分子の鎖が長い長鎖脂肪酸と、脂肪酸の長さが長鎖脂肪酸の半分と短い中鎖脂肪酸があります。
長鎖脂肪酸は、サラダオイルや一般的な油がこれにあたり、中鎖脂肪酸は牛乳やチーズ、バターなどの乳製品に多く含まれています。
長鎖脂肪酸は、筋肉や肝臓、脂肪組織に運ばれ貯蔵され、必要に応じて分解されエネルギーとして利用されます。一方、中鎖脂肪酸は、水になじみやすく小腸から吸収されると肝臓に運ばれて分解されます。エネルギーになるまでの早さは長鎖脂肪酸の4倍の速さといわれています。
長鎖脂肪酸は、余った分が内臓脂肪や皮下脂肪として身体に蓄えられやすいのに対して、中鎖脂肪酸は、直ぐに使用されるため、脂肪酸の中でも身体につきにくいことが分かっています。
オイルは、エネルギー源として身体には欠かせない成分であり、細胞膜やホルモンの材料として使用されるため、ダイエット中にもとる必要があります。
ただ、オイルのカロリーは、1gあたり9Kcalとなり、摂りすぎには注意が必要です。
きれいに痩せるためには、摂取量に注意をして、中鎖脂肪酸を積極的摂りたいものです。
