ダイエットの基本原則(生活習慣)
早起きは自律神経を整え、交感神経と副交感神経のバランスや体内時計の働きを正常に保つ効果があるといわれていて、代謝のいい生活リズムを作り出す働きがあります。
朝遅く起きる生活習慣は、夜更かしにつながるため、お腹がすき余分な食事をとってしまう恐れがあります。また、食事をして直ぐの睡眠は肥満につながるため避ける必要があるので、早寝早起きの規則正しい生活を心掛ける必要があります。
睡眠不足は太りやすい体質を作ります。海外の研究によると、7~8時間眠る人が肥満度は最も低く、それより睡眠時間が短くても長くても肥満度が高くなる傾向があります。しっかり睡眠をとることにより、ホルモンバランスは保たれ、余計に空腹感を感じることもなく、代謝も効率よくなるため、脂肪が燃焼されやすくなります。
ダイエットには代謝アップが欠かせません。代謝には基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性熱代謝の3種類ありますが、おおよそ一日のエネルギー総消費量の70%は、基礎代謝が占めているので、基礎代謝のアップできる生活習慣を身に着けることがダイエットの近道かもしれません。
基礎代謝:生命維持に最低限必要なエネルギーで、心身ともに安静な状態でも消費されるエネルギー。
生活活動代謝:日常の活動や運動で消費されるエネルギー。
食事誘導性熱代謝:食事や、消化、吸収することで消費されるエネルギー。
