新型コロナと血液型
血液型とは、赤血球の表面にある抗原の違いに基づく分類法で、ABO式血液型が広く使用されています。
日本人では、おおよそA型が40%、B型が20%、O型が30%、AB型が10%になります。
新型コロナウィルスの重症化する可能性が高いのが高齢者や基礎疾患がある方とされています。そして重症化するケースでは、肺炎が知られていますが、その他、新型コロナでは、血栓ができることが重症化する原因である可能性が考えられています。
ここで血液型に戻りますが、O型の人は、血液凝固因子の特性により、血液が固まりにくくけがをしたときに出血が止まりにくく、心筋梗塞やエコノミー症候群などの血栓による病のリスクが低いことが分かっています。
新型コロナウィルスの呼吸不全の発症リスクを調べた結果は、O型は、平均より35%低かったのです。また、別の研究では、O型の感染率も他の血液型に比べて低いとされました。
逆に一番呼吸不全の発症リスクが高かったのが、A型で、平均よりは45%高く重症化するリスクが高いことが分かります。
高齢者や基礎疾患がある方は、血液がドロドロ状態である可能性が高く、O型のように血栓ができにくい状態を維持できれば、新型コロナウィルス感染リスクが下がり重症化するリスクを下げることが可能かもしれません。
これは、仮定のはなしですが、ただ、健康のためにもサラサラ血液を心掛けることは、とても大切なことだと思います。
食事制限によるダイエットで、栄養不足による免疫力低下やドロドロ血液は色々な病気のリスクを高めるため注意が必要だと思います。
