骨のはなし
骨の成長は骨端線(こつたんせん)でおきます。
骨端線は、上腕骨や大腿骨など、子供の長管骨の端にある軟骨です。骨端線が成長することで骨は伸びていきます。骨の場所によって成長の度合いが大きく異なり、特に下肢の脛骨の成長は著しく、第2次成長期の子供は膝が痛むほど著しく伸びることもあります。
成長期が終わり、骨の成長が止まると軟骨からなる骨端線は骨化して見えなくなります。骨の成長もそこで終わります。ただ、成長が終わっても代謝を繰り返しているので骨は日々生まれ変わっています。
誤解をされているのが、年をとると骨が縮むと思われがちですが、決してそんなことはありません。身長が縮むので骨が縮んだと思われがちですが、身長が縮むのは加齢とともに椎間板の水分が失われて椎間板が狭くなり、脊椎が短縮するために起きるものです。
骨粗しょう症にかかっている人は気づかないうちに、脊椎が圧迫骨折を起こして背中が丸くなり身長がより低くなります。身長がかなり低くなったり、人から指摘をされた方は早い目に骨粗しょう症の検査を受けることをお勧めします。
以前は戦時中で食生活が良くなかったため沢山の方が見受けられましたが、現在は食生活が改善をされあまり見かけることがなくなりました。
しかし、今の若い女性で食事制限のダイエットをされていた方は注意が必要です。
貴女は背中が曲がった老後を過ごしたいですか。
脂肪溶解ダイエットは、食事制限が不要です。
