肩こり、首こり、頭痛 と腰痛どちらが治しやすいかというと、肩こり、首こり、頭痛の方が治しやすいのです。
腰痛の場合、原因が腰椎や骨盤、筋肉の場合があり検査、矯正範囲及び部位が広くなってしまうのです。
一概に骨盤といっても、骨盤(左右の腸骨、仙骨)の位置的な歪み、仙骨上の腸骨の動き、腸骨上の仙骨の動きの矯正が必要になります。また、10人に2~3人ほど仙骨が割れている方がいます。特に腰痛になる人はその確率が高いのです。その為腰痛になりやすいと考えていいと思います。
仙骨は、生まれた時は5つの骨で、成長するにあたって1つの骨になるのですが、成長過程で1つの骨にならなかった方が10人に2~3人ほどおられるのです。
その為、腰痛5つ、仙骨5つが神経を圧迫する可能性があるのです。この5つの仙骨の矯正も必要になります。
坐骨神経痛の方は、梨状筋が犯人である可能性も高いので注意が必要になります。
肩こり、首こり、頭痛の場合、後頭骨、頸椎1、頸椎2~7、胸椎1の矯正のほか、頭痛の方は、胸鎖乳突筋や僧帽筋の矯正が必要になります。
頸椎1と頸椎2~7と分けているには、理由があります。
頸椎1と他の頸椎ではメカニズムが異なるのです。その為、検査方法や矯正方法が他の頸椎とでは全く異なったものになります。
頸椎の矯正の中には、ストレートネックの矯正も含まれます。ストレートネックの場合は、従来の頸椎のメカニズムとは異なった動きをするため、判断をすることができます。
頭痛の方は、後頭骨、頸椎1の矯正で解消されますが、さらに胸鎖乳突筋や僧帽筋の矯正をすることで大きな効果を実感して頂くことができます。
