高脂血症と痴呆の関係
高脂血症に高血圧と喫煙を加えたものを動脈硬化の3大危険因子といいます。
特に悪玉コレステロールが増加すると、動脈硬化を著しく増進することが明らかになっています。
動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。総コレステロールまたはLDLコレステロールが高くなるほど虚血性心筋梗塞が増加し、脳血管障害も増加してきます。
脳血管障害とは、脳の血管に血液が詰まってしまうもので、脳の細胞に新鮮な血液が回らなくなり、痴呆になってしまうことがあります。この場合は、アルツハイマー方の痴呆とは関係がありません。
また、肥満の方で中性脂肪が多い方は、痛風になりやすい傾向にあります。
