太る二つのパターン
太るには、二つのパターンがあります。
1つは脂肪細胞増殖型肥満で、これは脂肪細胞の数が増えることにより肥満になるものです。特に脂肪細胞は、生後1年間、思春期、妊娠末期は脂肪細胞の数が増えやすく、この時期に太ると後々太りやすくなってしまいます。
もう1つは脂肪細胞肥大型肥満で、これは、もともとある脂肪細胞のサイズが大きくなるパターンの肥満です。大人になってから太るのは、脂肪細胞の数ではなく、サイズが大きくなって太るこのパターンになります。思春期や妊娠末期に太っていた人は、脂肪細胞の数が多いため太りやすくなっているのです。
一般的なダイエットは、脂肪細胞の数は減らさずにそのままで、サイズを小さくして痩せていく方法で、脂肪細胞の数はそのままなのでリバウンドしやすいのです。脂肪細胞の数を減らすことで痩せていくことで、リバウンドしにくいダイエット法として考えられたのが、脂肪溶解ダイエットになります。
