過食について
血液中の糖分は身体のエネルギーのバロメーターになっています。インスリンはこのエネルギーを身体の各細胞に運ぶ役割をしています。血糖値が下がりインスリンの分泌が低下すると、身体はエネルギー不足を感じ 食欲亢進作用 のあるホルモンを分泌します。このシグナルが空腹中枢に送られると身体は食事がしたいと感じます。
食事をすることによりエネルギーが吸収され血糖値が上がります。血糖値が上がることによりインスリンも運搬作業を再開させます。血液中の糖分やインスリンの値が上がることにより満腹中枢がこれを感知して、お腹が一杯であると感じます。
空腹感→食事→満腹感→食事終了→空腹・・・・・という流れになります。
一般に過食の多くのケースは、この流れに乱れがある訳ではなく、空腹でなくても無理やりものを食べていることが多いようです。ストレスによる気晴らし食いやイライラ食いなどによるものだと思われます。
