O脚、X脚と膝の痛み
両膝がOの字のように外側に湾曲したO脚だと、体重が膝の内側にかかるため、内側の関節軟骨がすり減って関節痛を引き起こします。膝の痛みで最も多いのは変形性膝関節症で、その最大の原因が日本人に多いO脚で、いわゆるがに股です。
症状が進行するにつれて、O脚の度合いがひどくなるので、できるだけ早い時期に矯正をすることをお勧めします。
日本人には少なく欧米人に多いのがX脚で、膝が内側に傾くX脚の人も膝の関節症になりやすいので注意が必要です。
変形性膝関節症は、女性に多い病気で、特に中高年の女性に多く、膝蓋軟骨軟化症は、20歳前後の若い女性に近年急増しています。
どちらも、早期に治療することにより症状の改善や進行を遅らすことができます。
