長寿国、寝たきり大国日本
日本人の平均寿命は、終戦直後の1947年には、男性50.06歳、女性53.96歳でした。しかし、2000年には、男性77.64歳、女性84.62歳と飛躍的に伸びています。これには、医療が進歩したことや、食べ物が豊富になり栄養状態が良くなったことにより免疫力が高まり感染症による死亡者が減ったことが関係していると思われます。
100歳以上の高齢者も2万人を突破しましたが、その一方で寝たきりの患者数も大幅に増加しています。
長生きをしたのはいいが、最後の10年はベッドの上、食べるのもやっと、排泄もままならないというのは、日本の病院や家庭でたびたび見られる現実の姿です。
100歳を超える長寿者の研究によると、前向きな考えを持ち、極端な飲酒をしない、ストレスに強いということが分かりました。バランスの取れた食生活をして、前向きに生きることが元気に長生きする秘訣かもしれません。
常日頃から、身体のメンテナンスをして健康な体づくりを心掛けてください。
