頭痛のタイプ
厄介なのは、はっきりとした理由もなく起こる慢性的な頭痛です。いわゆる頭痛持ちの頭痛ですが、圧倒的に多く、心配になりやすいのです。
慢性といっても、起きる頻度は人によってまちまちで、1年間に数回の人もいれば、一か月に数回という人もいます。慢性的な頭痛にもタイプがあります。
偏頭痛タイプ:若い女性に多く見られ、偏頭痛の特徴は脈と同時にズッキンズッキンと頭が痛むタイプです。血管性頭痛ともいわれ、動くと脈が速くなり、痛みがさらに増してきます。痛みが増してくると吐いてしまうこともあります。
緊張型頭痛タイプ:ズキズキというより、ジワーと締め付けられる帽子をかぶった感じの頭が重い感じの頭痛です。同時に肩から首筋にかけて全体的に重く凝ったような感じがするタイプで、老若男女に関わらずにおき、酷いときは吐き気を伴います。筋収縮性頭痛ともいわれます。
混合型タイプ:偏頭痛タイプと緊張型頭痛が混合しているタイプの頭痛です。普段は重苦しい頭痛ですが、時々脈に合わせてズキズキと痛むことがあります。意外と多く見られます。
