危険な頭痛とは
頭痛が起きると何か重大な病気では?と心配になる方も多いと思います。
実際には、頭痛の大半の方は命に別状がない頭痛ですが、時には重篤な病気が隠されている場合もありますので、注意が必要です。
命に係わる頭痛の代表格は、脳卒中があります。卒中とは、血管の病の総称で、切れるのと詰まるの2種類があります。
切れる方は、主に高血圧のため脳の血管が破れて脳に出血する脳出血と脳動脈瘤という小さな瘤ができて、それが破裂して脳と脳を包むくも膜下間に出血するくも膜下出血があります。
詰まる方は、脳梗塞があります。これらをまとめて脳卒中といいます。
基本的には、出血は頭痛を伴いますが梗塞は痛みを伴わないことが多く、痛みのない卒中といわれることもあります。
