多様化した女性のライフスタイル
時代の変遷とともに、女性のライフスタイルは大きく変わってきました。
健康を守るための注意点についても変化してきました。
昔と今を比較して、これからイキイキと過ごすためのヒントを見つけてください。

昔と今、大きく変わった女性の健康
江戸時代以前の日本人の平均寿命は50歳以下であったといわれています。多くの女性が10代で結婚をして、沢山の子供を産み育てるという生き方が一般的でした。
明治時代以降、急速な近代化や経済発展に伴って、社会の在り方も一変し、仕事について、働く女性が増加しました。
その後、女性の参政権が認められ、男女雇用機会均等法が制定されるなど、女性の社会進出が進んでいきました。
女性の平均寿命は戦後大幅に伸びて、現在では87歳を超えました。
子育てをしながら、仕事を続けたり、キャリアウーマンとして社会の第一線で活躍するなど、女性のライフスタイルはますます多様化していきました。
また、中高年以降も社会で長く活躍する女性が増加しています。
その一方で、現代女性特有の健康課題が懸念されています。

更年期のトラブル
働き盛りの女性が直面する月経トラブルや更年期の不調もその一つです。
女性の身体は思春期以降、生涯にわたって女性ホルモンの影響を受け続けます。
寿命が延びた分、そうした影響とも長く付き合っていくことになります。
長い人生を健やかに、はつらつと過ごしていくために、起こる可能性のあるトラブルと対処法をしておくことが大切になります。

生涯の月経回数の変化
現代の女性は、生涯平均450~500回の月経があるといわれています。
一方、江戸時代の女性は、多産で平均寿命が短かったために、生涯の平均月経回数は、100回以下だったといわれています。
現在の女性は、当時の女性の約5倍もの回数の月経を迎えています。
月経回数の増加によって、月経痛などの体調トラブルや子宮筋腫、子宮がん、卵巣がんなどのリスクが上昇しています。
自分は大丈夫などと、思わないで、必ず定期的な検査をして頂きたいと思います。

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